PC入力の限界を感じた日

パソコンで文字を打つことに慣れきっていた。

し、今までバリバリにパソコンを使用して仕事をしてきた。そんな私だが、

今日、すごい真実に出会ってしまう。それが以下だ。

「パソコンに文字を打つのは頭の回転（脳の処理）が追いついていない」

確かに、言われてみれば、PCでメモを取り出した最近（ここ2〜3年）の私は、びっくりするほど何も考えていない。頭が回っていない感じがしていて、ずっと脳に深い霧がかかっているような状態だった。

ハズレのスイカみたいにスコスコした、中身のない発言ばかりをしていたせいで、一定数の人からは「ちゃらんぽらんなやつ」と思われていたに違いない。悲しい。

逆に「紙に書く」と一筆ひと筆に時間がかかるから、
思考がより深く、揺るがないものになってくるのだという。

PCと紙に書くことの違いを聞いてから、
自分の「書」生活を振り返り、さまざまなことに納得がいった。

私は何かをメモしたり、作文したり、とかく「文字を書く」ことがとても好きである。

しかし、ここのところずっと「何も書けない」と言う気持ちに苛まれていた。

PCに向かって何か書いてみようと思うものの、筆（この場合タイピング？）がのらない。

しかし、今日「PCで文字を書くことはF1カーで風景を楽しむことである」と理解してから呪縛から解放された気持ちになった。

私はそもそも、向かうべきものを誤っていたのだ。PCではなく、紙に向かうべきだったのだ、と。

この言葉で自分の勘違いに気づくことができた。必ずしもPCで入力することが「スタイリッシュ」で「合理的」であるとは限らない、アナログにはアナログで良いところがあるのだとわかった。ありがたい。

そして、このように早速、ちゃっかり、はてブを始めるなどしてみたのである。

この文章は、1度紙に書き起こしてから入力したものだ。

今まで、エンジニア畑と言われるような場所で働いてきたので、ずっとPCと睨めっこだったが、やっぱり、PCより紙派だなあ、自分は、と実感した。ただいま、紙。

かといってPCが便利なことに変わりはない、だって、今もほら、あの漢字が思い出せない。（最悪だ）

これからは、自分から何かを出力するときには紙で、出力したものを再入力するためにPCを使う、と言う使い分けをしていきたいと思う。

また、二度手間というツッコミもあるかもしれないが、紙で書いたものをPCで再入力すると、自分が書いた文章を新しい視点から見つめ直すきっかけにもなって面白い。

そんなわけで、はてブ、これからよろしくお願いします。

　わ子